March Against Monsanto Vancouver Photo by Rosalee Yagihara
遺伝子組み換えの是非に関する5つの質問に対する回答( GMO vs Non-GMO: 5 Questions Answered )という記事が、米国有数の健康情報サイトである Healthline に掲載されました。
我々の食料供給に関係する遺伝子組み換え問題は、現在進行中の(ongoing)、微妙な(nuanced)、非常に議論の別れる(highly contentious)問題(issue)である。
科学界や医学界の人たちは論争の両サイドに立ち、遺伝子組み換え農作物は飢餓と増大する地球人口問題を解決するのに役立つと主張する人たちもいれば、環境にも人間にも利益以上に害をもたらす(doing more harm than good)と信ずる人たちもいる。
双方の立場を支持する多くの研究がある。我々はどちらを信用すればよいのか?
遺伝子組み換え問題に関わる論点の意味(sense)をより明らかにするため、大きく異なったサイドに立つ二人から、それぞれの専門的な意見(professional opinions)を求めた。
これがこの記事の由来です。今回は「意見」の紹介ですので、情報の要約ではなく、二人の回答の全文を訳出することにしました。
反対派は、脳の健康に関するベストセラー、「いつものパンがあなたを殺す」や「腸の力であなたは変わる」の著者として有名な神経学者の Dr. David Perlmutter、
賛成派の Dr. Sarah Evanega は植物生物学者で Cornell Alliance for Science の所長(director)です。
この記事では触れられていない論点で重要と思われる情報は、続編で紹介する予定です。